古希祝いに金箔入りの名入れ酒

古稀という70歳の節目のお祝いは長寿を祝うと言う意味合いよりも、これからも健康で長生きをしてほしいと言う願いと感謝をこめて祝う意味合いを強く持っています。そのため古稀祝いとして贈るならば健康に関連したものを送りたいと考える人もいるのですが、そんな人にお勧めなのが金箔入りの名入れ酒です。
そもそもお酒は昔から万能薬として利用されてきた長寿の薬のひとつであり、ある程度の量であれば万病の治療薬として健康を維持することができるとされています。なので健康を願う古稀のお祝いとしてはふさわしい贈り物ですし、お酒を好んでいる人であればさらに喜ばれる一品です。しかも金粉が入っているのでグラスなどに注いだ際に非常に華やかな演出をすることができると言うところはお祝いの席でも盛り上がりますし、特別な日を演出するのにはもってこいです。
ではお酒が苦手な人には向いていないのかと言うとそうではなく、金箔入りの名入れ酒の多くは日本酒を利用しているので料理酒として利用することが出来ます。また名入れというのはボトルに名前やメッセージを印刷することができるもののことを指しており、お酒が飲めないと言う人の場合はボトルを記念品として飾ることができます。最近では名前やメッセージ以外にも写真など色々なものを印刷することができるサービスが増えているので、古稀と言う記念日を形に残したいと考えている人にとっては嬉しい贈り物になると人気です。

その後の家具選びは楽しんで

最初のベッドを購入し、部屋の印象を決める照明に気合を入れた後はもう自由です。

自分のライフスタイルに合わせてお部屋を自由にカスタマイズしてください。テーブルや椅子、ソファや本棚など、統一感に満たされたお部屋になっていくでしょう。

最後に、もう一品部屋を良くしたい、と思われたなら「観葉植物」を置いてみましょう。初めての一人暮らしをする人など、なかなかお部屋をオシャレにしたところで寂しいのもまた事実です。観葉植物は二酸化炭素を吸って酸素を生み出してくれますし、水やりや手入れを日々の生活のルーティンに入れる事で生活にメリハリがついてきます。おススメですよ。

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いかがでしたか?
それでは、今回は引っ越しや一人暮らしの家具選びを重点的にレクチャーするカタチとなりましたが、あなたにとってベストなお部屋づくりに取り組んでみてくださいね!それでは!

二番目の家具を買う前に…

最初に買う家具としてベッドを提案しましたが、ベッドを購入した後、次の家具を買う前に一呼吸置いてください。

同時に購入するのではなく、ベッドを部屋に搬入してから、はじめて次の家具を購入するとより失敗するリスクを避ける事ができます。というのも、部屋のスペースを大きく取るベッドは、まずその特性上、レイアウトを変えることはないでしょう。そしてベッドの上の空間、つまり眠るスペースの上には、ものを置いたり遮ったりと、ベッドに干渉するものなどないのですから大きく部屋の印象を形作る要素にベッドが一番ウェイトを占めるのです。

そこで、次の家具を購入する前には、「照明」を選択しましょう。作りたい部屋のイメージ、テーマがあるわけですから、その上で部屋の主役となる家具、アクセントとなる色を決めることが大切ですし、デザインや機能性、耐久性など重視して家具を選ばなければなりません。

どんなに機能が優れたりオシャレであったとしても、統一感無くしてオシャレな部屋は完成しません。家具の色調を揃え、照明による印象の中で家具を選ぼうとすると、好みや固定概念の枠を超えて、お部屋にマッチしたナチュラルな選択が出来るようになると思います。

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最初に買う家具は…

さて、ここまで家具を買う際の心構えや注意点、部屋の方向性を決める照明の話などをしてきました。では、もっと具体的に、一人暮らしの引っ越しで一番最初に買う家具は何が良いのでしょうか?のご質問にお答えしましょう。

揃える家具としては必要最低限にとどめ、必要に応じて買うべきであると説明しましたが、その最低限の中でも優先順位が高く、一番最初に買うべき家具は実は「ベッド」です。

ベッドはもっともお部屋の中でスペースを要し、部屋の印象を大きく左右します。オシャレな家具とオシャレなお部屋を目指す皆様にはどうしても避けては通れないアイテムになります。実際、ベッドには高さも大きさも異なるものが多く、しかも毎日使用し、その目的も唯一で快適に眠ること、となります。

ベッドは、一般的に狭さを感じさせない為に必要といわれているスペースとして、肩幅に+30cm足した幅と言われています。ですので、ベッドに横になって左右15cm~20cmほどのスペースが無ければ窮屈に感じ、理想の大きさとは言えません。ましてはお二人でお休みになる場合もありますのでそのあたりの将来像も視野に入れておく必要があります。

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では、よくいうシングルとセミダブルってどう違うのでしょうか。実はシングルとセミダブルの差は、たった22cmしかありません。つまり一人用の通常サイズはシングルですが、寝相の悪い方などには、この22cmの差が大きく影響してくるでしょう。

実際に試してみると、わずかなセンチでも寝返りをうつと、かなり余裕があることに気付けます。ですので、寝相の悪い方でなくとも、シングルを選ぶのであればセミダブル以上を買うことに決めましょう。しかしながら、前述のとおりセミダブルで2人で寝ようとするとかなり窮屈であり、ましてや寝返りなどは厳しいと思われます。

いくら一人暮らしと言えど、生活環境がお派手な方は、せっかくお部屋をオシャレにするのですからベッドもダブルにしておくことで、2人で快適な睡眠が取れるかと思います。また、ベッドは布団や枕、ベッドカバーなどでも装飾のし甲斐がある家具です。夏と冬でも色味で印象を変えられますのでここに注力しましょう。

それと、通常のシングルサイズマットの長さは約195cmとなります。小柄な方や女性には、もう少し短いショートサイズのベッドも用意されています。長さは約181cmのSSショートやSショートサイズがありますので、もっとお部屋を広く使いたい、と思う方はこちらもオススメです。もちろんSショートは幅はシングルと同じなので、大人の方でも快適に寝ることができます。先の22cmでも大きく変わりますので、10cmも侮れません。

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「光」と「照明」で更にお部屋を演出

部屋全体のイメージを決めたら、光と照明に注意して家具を選びましょう。

照明といっても様々であり、主に白熱灯などの「暖色系」と蛍光灯に多い「寒色系」があります。部屋の印象は照明によってがらりと変わります。暖かい雰囲気や落ち着く雰囲気を作ってくれるのが暖色系、クールで洗練された部屋を実現するときには寒色系がおすすめです。

さて、部屋のイメージとライフスタイルを重ねてしまえば、必要な家具リストの中でも優先順位の高い家具が更に選びやすくなると思います。注意したいところは、タイトルにもしている「光」です。

「レストランやホテルのような照明を…」と誰もが一度は考えたことがあると思います。部屋の間取りをする際、わざわざ窓を遮ってタンスや棚を置く人はいないと思います。自然光は広く大きく入るようにレイアウトをされるかと思いますが、部屋をさらにぐっと演出するライティングを考えてみましょう。少しのコツと光を楽しむ自由な感覚で大丈夫です。お部屋をおしゃれに演出する照明の基礎知識を見ていきましょう。

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1:種類

今、この記事を読まれている方はお部屋の照明はどのようなものをお使いでしょうか?おそらく天井にひとつ大きな照明が付いているのではないでしょうか。日本の住宅は「照明はひと部屋にひとつ」というのが一般的であります。けれどホテルやオシャレなショップなどの照明はもっとたくさん使われていると思いませんか?おしゃれなライティングの基本は、複数の照明を組み合わせるところがポイントの「一室多灯」にあると言われています。照明の種類というのはたくさんあり、下記に説明する「全般照明」と「部分照明」のふたつを組み合わせることが、上手なライティングの基本になります。

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「全般照明」

空間全体、または対象物全体を一様な明るさにする照明のことを指します。全般照明には、天井に設けられた蛍光灯などがあり、部屋全体をまんべんなく明るくするための照明なので、もっとも一般的な照明だといえます。シーリングライトやペンダント、シャンデリア、ダウンライトなども全般照明に該当します。調光器で明るさをコントロールするのがおすすめで、やや暗めに設定することで、部分照明をより効果的に使用できます。

「部分照明(局部照明)」

全般照明を補う照明で、部分照明(局部照明)にはスタンドライトなどがあります。テーブルスタンドやフロアスタンド、フットライト、ブラケット、スポットライトなど。希望の方向から希望の照度が得られ、特定のものに視線を集めたり、空間に奥行きを持たせる働きも得られ、照明の効果をあげる利点があります。

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2:レイアウトの光と影

全般照明と部分照明を組み合わせるとどうしてオシャレな空間に見えるのでしょうか?実はこの組み合わせのポイントに「影」の存在があります。影があることでお部屋に奥行きを持たせたり、家具や空間の立体的な部分を演出するからです。空間に「明るいところ」と「暗いところ」が生まれるだけで、お部屋の印象はガラリと変わるのです。ですので、お部屋全体を照らす全般照明は、影を残すような若干暗めのものを用意し、影になった天井や壁、コーナーなどの数カ所に明かりを置いていきます。イメージとしては、暗い部屋にひとつひとつ照明を足していくとわかりやすいかもしれませんね。つまり、お部屋は明るければ良いという先入観をひとまず置き、隅々まで照らす必要はないんだ、ということを理解しながら光と影のグラデーションを楽しみましょう。おしゃれなライティングポイントは影なのです。

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3:デザイン

光と影、全般照明と部分照明の話は前述のとおりで、最後は、実際に使う照明のデザインです。照明が活躍するのはたいてい夜間になりますが、日中も存在しているわけですからインテリアとしての重要度は侮れません。シェードの形や向き、スリットの入り具合といったデザインによって、照らすことのできる光の範囲も変わりますし、形によっては置き場所の向き不向きも出てくるわけです。照明を選ぶときはまずどこで使うのかを考えることが大切です。

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「奥行き」と「高さ」で広く見せる

昔からの手法で、「部屋を広く見せたい場合には、大きな家具を置かない」が基本となるでしょう。圧迫感が異なります。ただこれは感じ方であり、実際に限られたスペースで寝たりするとなると高さを活かさない限り難しい場合もあるでしょう。スーパーの食品売場のように、鏡を背景に置いて広く見せるとアイデア次第で雰囲気は出せますが、家具屋インテリアの基本として、高さが低めの家具を選び、ほかの家具と揃えるような心掛けは必要です。

最近では家具もインターネットを通して買われる方も多くいらっしゃるかと思います。購入する際は、購入先やサイズ、もし部屋に合わなかった場合に、返品可能かどうかも事前に確認しておく必要があるでしょう。当然、搬入する経路や窓のサイズ、木部などの色サンプルや床の耐性など、価格だけで判断せず、似たようなものをリアルの店舗でチェックしておくことをオススメします。また、耐久性やメンテナンス方法も重要で、買っておしまいの家具なんてものはありませんので、洗えるかどうかや購入顧客のレビューなども確認しておくとよいでしょう。

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上手な家具選び、失敗しない買い方

上手な家具の選び方として、まず部屋や空間の目的、そして生活するイメージを持つことが大切です。

例えば北欧、アジアン、和、ニューヨークスタイル、ヨーロピアンスタイル、好みは人それぞれあります。そして、大半の方が引っ越しなどのきっかけで大きく自分の理想に近づけようとします。

その理想と生活をしているイメージを基に、まずはその空間で何をするのかをイメージすることが大事です。部屋そのものはリラックス、落ち着いたものを求めるのが一般的ですが、実際には部屋も色々あり、仕事をしたり、家事をしたり、作業をしたり、ベッドルームでは安らぎ、癒やしなど、細分化してみると自分がどういうライフスタイルを送りたいのかが見え始めてくると思います。自分の生活を重ねて、必要な家具の優先順位を高いものから書き出したりすると頭のなかも整理されます。リビングルームなどはソファやテーブルなど、空間の利用目的がくつろぐことなのか、食事をすることなのかで必要な家具は異なって参ります。まずは空間の利用目的や生活動線を考えてみましょう。

次に家具選びをする前に大事なのは生活動線です。例えば部屋のドアがうち開きなのか、外開きなのかによって家具の設置や場所も変わってくるかと思います。つまり、部屋の雰囲気やイメージ選考でデザインだけで家具を選んでしまうと、せっかくの機能も振るわず、更には建具と家具がぶつかったり、テーブルと椅子、テレビ台とスピーカーの位置、などしっくりしないまま、日々使いづらいという状態に陥ってしまう危険があります。

その失敗を避けるためには、まず簡単でいいので、部屋の図面を描いてみて、レイアウトのシミュレーションをしてみると良いです。まだどのような家具にしようかイメージが湧かない場合でも、部屋の図面の上に、ハサミで切った家具のブロックを置いてみて、あっちこっちと置き換えてみたりすると、大まかなイメージを掴むことができます。

ただ一点、ご注意しいただきたいことは、図面にしてしまうと、家具や建具の高さ、そして「光」「照明」の位置までは把握できません。生活する上で上記二案は重要ポイントですのでご注意を。

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家具を買った6割強が後悔?

先日、R25の記事で気になるものを目にしました。
引越しを機に、憧れの部屋にリニューアルしたいと思っている人も多いかと思いますが、なんと家具を購入した人の6割強が購入後に後悔をしているのだそうです。

入学や入社、新生活を始めるにあたって引っ越した先の部屋や間取りを考え、ゼロから家具を揃えていく中で、結果公開している理由は何なのでしょうか。

「とりあえず必要そうだから…」と考えずに価格で即決したり、「この色が好きだから」や「これかわいい、あ、これも」などの勢いに任せて購入したり、実際に暮らし始めてみると、あまり気に入らないインテリアに不満を招く結果になっているのかもしれません。

アンケートの調査結果によると、新たな生活を始めた経験のある成人約900人を対象に行った際、引っ越し経験のある成人の83%が「とりあえず買い」を経験しているのだそうです。そして、とりあえず買った家具に対して満足をしているという人はわずか35%。つまり、6割以上が買い直したり、後悔したりしているという結果なのだそうです。

また、「自分らしい家づくりを応援するwebマガジン-イエマガ」のアンケート結果でも、購入した家具に対して失敗や不満を持ったことがある人は、75%にも及んでいたというのです。

自分の家、フロア、部屋や用途、を吟味せず、理由のプライオリティに「必要」とだけ漠然に持ってきてしまうと、結果、買った家具のなかには、サイズが合わずにスペースを有効に使えなかったり、他のインテリアとマッチしないデザインで統一感に欠けるものが多くなっりしているのでしょう。

では、なぜ安い買い物でもないのに関わらず、大きな失敗を招いてしまうのでしょうか。引っ越しが多い季節といえば春、新生活が始まり、眠っていた新芽たちが緑を広げ始める時期、気分的にも上を向く心理が働く中で、初めての一人暮らしだったり、新たな土地でのスタートに心が弾み一気に部屋を作ろうとしてしまうからだと思います。新しい事を始めるにあたって、カタチから揃えていき新生活を万全に迎えたい気持ちが逸るのもわかりますが、一歩踏みとどまり、そこは堪えてください。新生活には家具が少し足りなくて不便だなというくらいが丁度良いのです。

一気に家具を詰め込みすぎると、この家具が無ければ良かったな、とか、この家具だけ部屋の雰囲気に合っていないな、となってしまいます。また、一度の購入は同じ家具屋さんや自分の購入界隈にあるお店で購入してしまいますので、視野を広げて新たなより良い家具を見つけてしまった時に後悔の念が生まれてしまうのです。新生活を始めたり、部屋をリニューアルする際には、ここにはこのサイズのこのイメージの「この」家具が良いと指名できるような買い方が賢いようです。

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父の還暦祝いに贈った椅子があの店で中古で・・・

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以前父の還暦祝いを家族で行いました。
ただその時の私は色々と出費が重なっていたので、どうしても父のお祝い対してそれ程お金を費やす事ができませんでした。ただ父自身が欲しい物をあげたいと思っていたので、予算の範囲内でなかなか見た目の良い椅子を見つけたので、私はそれを贈る事にしました。
そこで終わっていれば良かったのですが、実はその後にも続きがあります。

実は父親の還暦のお祝いに買った椅子ですが、オフハウスで全く同じ物が売られていました。
わざわざ中古で売っていないかという事を探しに行ったわけではなく、偶然見つけてしまったのですが、結果的には安い家具だとばれてしまいました。
勿論渡す時に「高かったんだよ」とウソをついて渡しているわけではないので恥じる必要はないのかもしれませんが、私自身は安い家具とバレてしまい恥ずかしい思いをしたことがあります。
穴が有ったら入りたい、その言葉を実感したのがあの時だったと言っても過言ではありません。
それ位凄く恥ずかしい思いをしたと同時に、父に対して凄く申し訳ない様な気持ちになってしまいました。

ただ父自身は贈り物は値段ではなくて心だと思ってくれたようで、結局安い家具だとバレてしまったにも関わらず、値段の事で何か言ってくる事はありませんでした。
ただ言って来たのは、「おお、ここにも売っているじゃないか」という事だけでした。
勿論、普段の父から考えると値段等を言ってくるような無粋な事をしないというのは十分分かっています。
ただ私としてはそうして何も言って来ないからこそ、しっかりとしたものを贈った方が良かったと本気で思ってしまいました。

とは言っても還暦のお祝いを何度もする事はできません。
だから送った椅子に関しても何か別の物に取り換えるという事も出来ず、私としては実家で父がその椅子に座っている姿を見る度に何とも言えない微妙な複雑な気分になってしまいました。
本当に、あの時オフハウスに行かなければこうして安い家具だと知られる事はなかったのに、と思いつつ、それ以上に父の還暦祝いは前もって分かっていた事なのだから、それに合わせてお金を貯めておかなかった自分に対してもすごく後悔しました。

あの時出費が沢山だからという理由で言い訳をして結局お手頃価格の家具を購入してしまったからです。
もう少し前から貯めておけばもっと別の物を買う事も出来ました。
値段で商品を選ぶ必要もなかったし、父がもっと気にいるものを買う事ができたかもしれません。

ただそうして後悔している私の横で、やはり父はあの還暦祝いとして贈った椅子に座っては新聞を読んだりしています。どうやらなかなか座り心地が良いという事でした。
だから普段からこの椅子に座っては一人くつろぎながら新聞を読んでいるのだそうです。

結局、安い家具とバレてしまい恥ずかしいと感じていたのは私だけで、父は私が贈ったものに対しては凄く満足している様です。
私自身は、こうして父の還暦のお祝いをしたことによって学んだ事がいくつかありました。
その一つが贈り物は値段ではないという事です。
ただ、気に行ったから安い家具を買うというのではなく、それ以上お金を払う事ができないから安い家具を買うというのは少々違うとやはり思っています。
だからこれからこうして父のお祝いを買うという時は、値段だけで決める事無くしっかりと予算を立てて、そして本当に良いと思えるものを贈りたいです。

やはりこうして恥ずかしいと感じているのは、自分自身還暦祝いとしては少々合っていないのではないか、という後ろめたさがあるからだと思っています。ただ、何にせよ父が気に行ってくれた事、そしていつも使ってくれている事は凄くありがたく、すごく嬉しいです。

還暦祝いに迷ったもう一品

タイの病院で「古希祝い」?

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両親が共に古希を迎えるにあたって人生初の海外旅行へ行きたいと言い出した時には驚きました。
数年前までは飛行機に乗ることさえ怖がっていたからです。
しかしせっかくだからというので私から両親にタイ旅行をプレゼントしました。

持病を持っている母ですから心配で私もついていこうかと考えましたが、母は大丈夫だと言っていましたし、夫婦水入らずの旅行なんだからと言われて見守ることにしました。
タイ旅行当日までの両親のラブラブっぷりは見ているほうがテレてしまうほどでした。久しぶりの旅行しかも初めての海外旅行で2人とも浮かれていたのもあったのでしょう。
英語は少し話せる父でしたが、さすがにタイ語となるとさっぱりなのでガイドもつけてもらいました。
そしていよいよ旅行当日、にっこりと笑顔で旅立つ両親を空港で見送りました。

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両親が帰国したら今度は家族で古希のお祝いをしたらいいだろうと兄弟で話し合いをしました。
ところが、両親が旅立って数日後に海外から電話がかかってきたのです。
せっかく古希を迎えて夫婦でタイへ旅行中だったというのになんと父が病院に一晩入院することになったという母からの電話でした。入院と聞いて驚いて詳しく聞いてみると、船着場で船に乗り込もうとした時に他のご夫婦の子供さんが走って割り込んできたそうです。
ぶつかるのを避けようとした父は避けきれず海へ落ちてしまい、その瞬間に足をひどくひねってしまったとのことでした。母はたいしたことはないんだけどと言いましたが、ひねっただけとはいえ異国の地での出来事なので心配になりました。しかし母も父も私の心配をよそにあっけらかんとしていました。
まさかタイの海に入ることになるとは思っていなかったけれど、とてもきれいな海だったから入れてよかったと父は笑っていたほどです。

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翌日になると父は退院し、母と共にガイドの案内でまた観光を楽しんでいました。
また海へ行ったそうですが、今度はビーチをゆったりと歩いて散歩したとのことでした。
その時の写真なども帰国後に見せてもらったのですが、本当に足のケガのことなど忘れているかのようにご機嫌で観光している2人がいました。
そして父が落ちる原因となった子供さんやそのご両親からは謝罪があったそうで、退院後に一緒に食事をしたということでした。思わぬ友人ができたと父は喜んでいました。
入院した当日に謝罪に来たご家族に日本では古希という文化があり、そのお祝いで旅行していることを伝えると絵を描くのが得意だという旦那さんが両親の似顔絵を書いてプレゼントしてくれたそうです。
まさか入院中にそんなプレゼントをもらえるなんてと両親は感激していました。何はともあれ楽しい記念になったようなので私もほっとしました。

帰国後、両親はプレゼントされた絵を額に入れて壁掛けにして飾っています。
父の足は治るまで少し時間が必要でしたが、けがをしている間も活動的に出かけていました。
そして父の足がよくなった頃に私達から両親に古希のお祝いをしました。
両親が欲しがっていたものをプレゼントしたのですが、使ってねと言ったのにもったいないからとしまってあるようです。両親らしいと皆で笑ってしまいました。

タイで知り合った外国人ご家族と父は今でも交流があり、半年後くらいに日本に遊びに来ますと言ってるそうです。まさかタイの病院で古希のお祝いをもらい、そのまま友情がはぐくまれるなんて誰も想像しなかったでしょう。両親にとってはケガは痛かったけれどもどれもうれしいサプライズで、一生の思い出になったと言っています。

今は古い伝統のお祝いが省略されたり行なわれなかったりすることもありますが、せっかくですからこれからもずっとそういう伝統が残ってほしいと思った思い出です。

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